近畿小学校長会協議会研究大会 和歌山大会が開催されました。近畿二府四県から、千人を超える校長が、参加し、全体会、記念講演に続き、午後からは、6つの分科会に分かれ、それぞれのテーマについて話し合いました。記念講演では、橋本市出身の元NHKアメリカ総局長、京都光華女子大学教授 脇田哲志 氏を講師に「グローバル社会を生き抜く人材とは?」をテーマに講演いただきました。講演の中で、グローバル人材育成というと、とかく英語力向上という点に集約されがちであるが、実は日本社会のあり方までも問われる、むずかしい課題であるということ、主要企業のアンケートによると、グローバルな人材として必要な資質として、①コミュニケーション,②主体性・積極性,③チャレンジ精神,④チームワークとリーダーシップ,⑤課題発見・解決能力,⑥協調性・柔軟性,⑦責任感・使命感,⑧幅広い教養と深い専門性,⑨公共性・倫理観,⑩メディア・リテラシー。今、学校で取り組んでいることが、とても大切であると話され、たいへん心強く思いました。分科会では、京都、奈良、大阪の先生と話し合うことができました。