校庭の掲示板に、宮澤章二さんの「うめの花」という詩が掲示されています。
「うめの花が さいたら 春だってさ」で始まる、やっぱり春が来たのだと実感する詩ですね。
私自身が、作者の宮澤章二さんの作品でとても印象に残っているのは、東日本大震災のあと、
公共広告機構ACが流していた「行為の意味」という詩です。知っている人も多いと思います。
震災の悲惨な映像を見るたびに落ち込んでしまう。そんなとき、テレビからこの詩が、流れる
と不思議と心が和み、温かさを感じ、落ち着いたことを覚えています。
素直で優しさあふれる詩人のおひとりですね。