ニュースでも報道されているように関空やその周辺を中心に各地で、はしか(麻疹)の患者報告が続いています。「はしか」は、非常に感染力の強いウイルス感染症です。発熱、全身に広がる小さな発疹(ほっしん:ぶつぶつができること)が主な症状です。一度感染すると生涯にわたって免疫ができ、再度発症することはありません。ワクチン接種によって発症を予防します。ウイルスに感染後10~12日たつと、38~39度の発熱、せき、くしゃみ、鼻汁、結膜の充血、目やになど、かぜのような症状が出て数日続きます。その後、熱がいったん下がりますが、続いて発疹をともなった発熱が起こります。この直前にほっぺたの裏側にコプリック斑という小さな白いぶつぶつがみられることが多いのが特徴です。発疹は全身へと広がっていきます。ややかゆみのともなう紅色の細かな発疹ですが、次第に盛り上がって、お互いに融合し模様のようになります。2回目の発熱から3~5日で熱が下がります。発疹は黒ずみ始め、おさまります。その後少し色が残りますが、1~2週間で消えていきます。泉佐野保健所からの「麻しんにご注意ください!」、大阪府からの最新の報道資料をご覧ください。