3年生が、新家にある山田家住宅を見学しました。
山田家は、紀州街道に近い泉南市新家中村にあり、代々庄屋(しょうや)職を務めた豪農です。
主屋の他、米蔵、土蔵、表門、長屋門などが立ち並び、市内でも数少ない建築遺構です。
建築年代は、2階が江戸中期(1651~1745年)で古いものですが、1階は、文久3年(1863年)に
大きく改築されています。その後も、度々部分的な改築を行い、現在に至ったようです。
子どもたちは、学校で昔の道具について学習してきて、実際の家屋や道具を見ることによって、
より学習が深まったと思います。
山田家住宅は、平成14年(2002年)に 国登録有形文化財にさらに、平成21年(2009年)に大阪
ミュージアム登録物に指定されました。
このような地域にある歴史景観に優れた貴重な構造物を私たちの地域の宝として大切に守って
いかなければなりません。